2014/10/23(木)
服部孝彦先生の講演会
AISでは、10月23日(木)に大妻女子大学教授・服部孝彦先生の講演会を行います。服部先生は、言語教育の分野において日本及び海外にて広くご活躍されています。
言語学博士・服部孝彦教授の特別講演会
講演会の日時:2014年10月23日(木) 午後2時15分~3時30分
場所:AIS
テーマ:「英語喪失についての理解」資料①
参加費:500円
[講師紹介]
大妻女子大学・大学院教授、早稲田大学講師、国連英検統括監修官。
服部孝彦(はっとり・たかひこ)先生
言語学博士(Ph.D.)。米国ケンタッキー州立ミュレー大学(MSU)大学院客員教授等を経て現在、大妻女子大学・大学院人間文化研究科言語文化学専攻教授、早稲田大学講師。国連英検統括監修官兼外国人面接官指導研修スーパーバイザー、海外子女教育振興財団外国語保持教室アドバイザー、元NHK英語教育番組講師。主な著書に文部科学省検定中学英語教科書『ニューホライズン』(共著、東京書籍)他、著書124冊、学術誌発表論文112編、学会発表論文140編、教育誌執筆記事434編。今までの日本及び海外での英語教育、帰国子女教育関係の講演回数は合計730回を超える。自らも初等・中等・高等教育を日米両国で受けた帰国子女で、帰国子女を育てた父親でもある。日本に本拠地を置く現在でも日米間を一年に何往復もしながら、日米両国の国際学会等での研究発表及び講演活動を精力的にこなす大妻女子大学および同大学院教授、早稲田大学講師。
インターナショナルスクールに子どもを通わせている親の最大の関心は、学校で子どもが身につけた英語力を如何に保持させていくかです。子どもたちはインターナショナルスクールを卒業したとたん、完全に日本語だけの環境に入ってしまうため、英語に触れる機会がほとんどなくなってしまいます。日常触れている言語の量が言語能力に大きな影響を与えますので、せっかくインターナショナルスクールに通って習得した英語は急速に忘却されてしまいます。子どもの英語力保持には、子どもの年齢、身につけてきた英語のレベル、英語に対する親の態度など様々な要因が影響します。
この特別講演では、第二言語忘却を専門に研究している大妻女子大学・大学院教授、早稲田大学講師の服部孝彦博士に、子どもが外国語を忘れるメカニズムについて、また外国語忘却を防ぐ効果的な方法について、最近の第二言語忘却の研究成果などをもとに、わかりやすく解説していただきます。講演内容は親が子どもの英語力保持をサポートする際に知っていなくてはならない知識ばかりです。なおこの講演会は、どなたでもご参加いただけますので、講演での使用言語は日本語となります。皆様お誘いあわせの上、ご参加下さい。
お申込み・お問い合わせはAISオフィスまで。