教育理念
「世界で活躍できる語学力ある国際人をめざして」
このような、21世紀の世界で活躍できるたくさんの子どもたちを育てたい。これはAISの経営とすべての運営に貫かれている想いなのです。
AISが国際言語たる「英語」にこだわるのは当然です。しかし、それだけならAISは「幼児英語教室」または「英会話学校」で充分だったはずなのです。AISが全面的な「初等・中等教育」の分野に事業展開を決意したのは、その「英語」を使う「人間」こそ、もっとも大切なものであると考えていたからにほか他なりません。「英語」はやはり、あくまでコミュニケーション手段にすぎず、テクノロジーの一種なのです。
豊かな語学力と国際性・卓越した個性を有する子どもたちの育成。ここに、AISが目指す教育の根本理念があるのです。これこそAISが皆様に、これまで我が国で継続されてきたいわゆる「義務教育」「公共教育」とは別に、「集団主義」「平等主義」を超えた「少人数教育」と「個性を育てる教育」を実践できる新しい初等・中等教育機関を提案している理由です。
21世紀は「平均点」の時代ではありません。「卓越した個性」が試される時代です。「平均点」を上げるためにはなるほど戦後の「集団主義」にも歴史的使命がありました。しかし、これは、未曾有の協力と競争たる厳しい国際時代の現代世界ではもう通用しないのです。新しい教育への挑戦が必要なのです。AISは、当面、非学校法人でありながらも、これまでのNIPの歴史を発展的に解消して「幼児部」と位置づけ、「初等部」(将来は「中等部」も)を創設します。これによって、5年前にNIPで始められた「生活の中の英語教室」は全面的な教育機関としてさらに大きく歴史的に「進化」することになりました。
私たちは、20年後、30年後には、AISから羽ばたいた小さな子どもたちが世界中のいたるところの重要職の中で大きく成長、活躍しているたくさんの姿を「夢」みています。AISは、そんな「夢」を共有できる保護者の皆さんを求めているのです。
(2005年10月 愛知インターナショナルスクール理事長 鈴木 雅夫)
AISの教育理念
「子供の人権擁護・個性重視・国民性尊重・国際性育成」
・21世紀は、民族と国境を越えた世界の『国際関係』がますます深まる時代です。
・この時代を生き抜き、充実の人生を歩むに必要な要素は国際人としての素養です。
・AIS は、基礎的人格形成と初等教育を担い、世界で生きる力を育みます。
・AIS は、幼児3歳から小学6年までの『9年間一貫教育』でその教育を全うします。
・AIS は、原則的に日本人児童のためのスクールですが、外国籍児童も入学できます。
AISの教育方針
「世界で活躍できる語学力ある国際人をめざして」
・健康な身体、豊かな人間性、自由と個性の重視
・国民性・民族性の尊重と国際性・人類性の育成
・日英を中心としたバイリンガル(多言語)語学力の習得
・日本文部科学省『教育指導要領』に準じた初等教育の実施
・北米『教育指導要領』に準じた初等教育の併用
・高い総合学力の獲得と中学校を経由して、海外高校留学を想定した進学指導
Expected School-wide Learning Outcomesについて
当校に通う事により、以下の学習と行動の面の結果を予期しています。これは、同時に幼児部と初等部で過ごす中での1人1人の児童の目標でもあります。全児童が卒業するまでに、すべての結果を「知る」「理解する」「行動する」ことができるようになることを目指していきます。
・友達との関わりを大切にし、みんなで仲良く過ごすことができる
・自分の出身地の文化・歴史を理解し、感謝の気持ちを持つことができる
・いろいろな国・地域の文化・歴史を理解し、偏見なく接することができる
・すべての教科に対して、意欲的に楽しく取り組むことができる
・授業や日常生活の中で、友達と共に学び、共に活動することができる
・積極的に活動し、前向きに取り組むことができる
・英語を流暢に使い、正しく読み書きすることができる
・見聞きした情報を、正しく判断することができる
・日本の文化・歴史を、深く理解することができる
・探求心を持ち、すすんで新しい事に取り組むことができる
・すべての教科に対して、好奇心を持って取り組むことができる